楽譜が読めなくてもドレミを書き込んだりしてピアノを弾くことは可能です。
ですが、『楽器を習う=楽譜とは切っても切れない関係』となるため、早い段階で読めるようになるほうが得策です。
楽譜が読めるようになると良いことがたくさんあります。
楽譜を眺めてメロディーを口ずさむことができますし、曲の流れを掴むのも早くなります。
また、仕上げ段階までもってくることが早まり、曲の完成度を上げるための仕上げ練習に時間を費やせます。
学校の音楽で活躍することもできるでしょう。
楽譜は作曲者からの♪音の手紙♪であるため、すらすらと読めるに越したことはありません。
学校の音楽室の壁から私たちを見下ろしていた数百年前の、日本から遠く離れた国で生きていた作曲家の体から発せられた音楽を、現代の私たちの体と楽器を使って表現できるのですから一種のテレパシーのようにも感じます。
そんなウン百年前の作曲家から現代作曲家に至るまで無数の♪手紙♪がある中、「この曲好き」「この曲が弾きたい!」と感じる曲に出会い、自分の体とピアノを使って表現できるって素敵なことだと思うんです。
楽譜は世界共通なのが音楽の魅力でもあります♪
音楽とかかわっていることが一番の幸せである私にとり、ご縁あってレッスンを通じて出会えた方々が大人になってもピアノを楽しんでもらえたら、この上ない喜びです。
何歳になっても音楽を楽しんでいただけるよう、読譜力をしっかりと身に付けていただきたいと考えております。
ソルフェージュとは音楽の基礎「音」「音価」「リズム」を学び、楽譜を読む『読譜力』を養うレッスンです。
「もっとやりたい!」の気持ちへと繋がるように、楽しみながら飽きずに学習できるレッスンの組み立てを考え試行錯誤しております。
また、「できた!」という自信をお土産にお家へ帰っていただき、自宅でのピアノ練習も積極的に取り組んでもらえれば幸いです。
長文をお読みくださりありがとうございました。
発表会の様子を載せましたのでどうぞご覧になっていってください。
リトルマーメイドの「パート・オブ・ユア・ワールド」を演奏してもらいました。
ピアノの発表会では「子供達が子供達の演奏を聴いている」のが常であるため、大学生のお姉さんたちによる演奏は新鮮に映ったのではないでしょうか。
お姉さん達の演奏を聴き、大人になっても音楽ができるっていいな、と感じてくれたら嬉しいです。